FULFILL / 新規事業構想

集客商材 + 収益商材。
マーケティングを駆使して攻める。 利益率は、AIエージェントで極限まで追求する。
外注しない。仕入れない。人を張らない。
SHORT HACK を入口に、その上へ「成果が出る層」を置く事業。

2026年8月 Fulfill株式会社 岡田 豊 構想段階

01 この事業のキモ

ここがブレなければ、あとの判断はすべてここから導ける
AIエージェントで費用と時間を極限まで減らし、利益率を最大化する。
  • 外部への支払いを最小化する。卸値や外注費を払い続けるモデルは、粗利の天井が構造的に決まってしまう。
  • 「考える・作る」はClaude Codeで内製する。制作・企画・分析はAIで完結できる。
  • 「届ける・つなぐ」だけ仕組みが要る。自社プロダクト、または必要最小限の外部APIで賄う。
  • 売るのは"ツール"ではなく"運用が回り続ける状態"。だからストック型になる。
  • 人月ビジネスにしない。人を張って稼ぐ形にした瞬間、この事業の意味がなくなる。

02 いま動いているもの

構想ではない。契約者がいて、毎日回っている
主要SNSのカバー率
9割以上
10媒体へ一括投稿
SHORT HACK の役割
SNS運用を
半自動化
切り抜き・トレンド分析・配信までAIが担う
価格
月2.98〜3.98万
決裁者は社長本人。その場で決められる価格

SNSで認知を高める ── ここは自社プロダクトで完成している

集客の5層でいう第1層(見つけてもらう)。自社プロダクトを持っている唯一の層であり、「構想だけの会社ではなく、配信インフラを持っている会社」という証明になる。

03 でも、受け皿がない

発信は機能している。届いた人を受け止める場所が、用意されていない
発信は、届いている。
受け皿が、ない。
ここが、この事業の出発点

SHORT HACKは「発信の量」を解決するための商品であり、その役割は果たしている。
問題は、届いた人が問い合わせる先・受け取る先が整っていないこと。ここは最初から別の仕事である。

04 なぜ、受け皿が空くのか

商品の欠陥ではない。担当範囲が違うだけである

SHORT HACK の担当 ── 発信の「量」

投稿が止まらなくなる。ネタ切れもなくなる。ここは設計通りに機能している。

そもそも担当外の領域 ── 「受け皿」

問い合わせフォーム、LINE、電話、そして届いた人への初動。最初から別の仕事であり、誰も用意していない。

解決範囲を「発信」に限定している以上、この空白は必ず残る。 だから売り込む必要がない。「続き」として出せばいいだけ。ここが収益商材の置き場所になる。

05 この読みは、当たっているのか

4つの別々の道筋から、同じ結論が出た

① 自社の実感

契約者から実際に出ている声。「投稿はできてる。でも問い合わせが来ない」

② ゼロセンコンサルの原則

集客商材と収益商材の"願望"がずれると、集客はできても収益にならない。これはセールス能力の問題ではない。

③ 市場データ(2026年・中小機構調査)

中小企業がAI導入でつまずく理由のトップ2は「具体的な活用場面が分からない」35.6%、「推進する人材がいない」32.0%。= ツールを渡しても回らない。運用ごと引き受ける必要がある。

④ Xの実践者

「発信量を増やしても、導線と受け皿が弱いと意味がない」「見た目は動いているが数字が動かない」

思いつきではないことの、唯一の証明だと考えている。

06 数字が動く根拠

2つの独立した調査で、同じ方向の数字が出ている
施策A:市場データ(2026年調査)B:Xの実践者の報告
LINE × AIリピート率 28% → 52%DM経由の予約 25% → 40%
MEO AI運用口コミ返信で獲得効果が 2倍問い合わせ 月30% 増
AI検索対策担当者の 6割超 がAI検索で流入減を実感AI検索経由の問い合わせ 10% → 25%超
AI電話2026年に国内サービスが出揃う着信の 78% を自動対応

※ 単一の情報源しかない数字(海外事例・個別店舗の売上増など)は、根拠として採用していない。

07 集客商材と願望が一致する、収益商材を用意する

フロント商材(集客商材)と同じ願望の延長線上に置く。ずれると、集客はできても収益にならない
願望が一致していれば、売り込まなくていい。「続き」として出せばいい。
  • 集客商材の願望 表層は「発信をラクにしたい」/本当は「問い合わせが来る状態になりたい
  • 収益商材の願望 「問い合わせが来るようにしたい」── 本当の願望のレイヤーで一致している
  • 決裁者も同じ どちらも社長本人。主語がずれない
  • 金額感も跳べる 月3万 : 初期80万 = 1 : 27(跳躍の目安は 1/10〜1/30 の範囲内)

集客商材(フロント)── ここから入ってもらう

入口
SHORT HACK
10媒体同時投稿 / AI切り抜き / トレンド分析 ── SNSから始めたいお客様の入口
月 2.98〜3.98万
入口
ホームページ制作
まず「置き場所」から作る ── Webの土台がないお客様の入口
初期 30〜40万
サブ
MEO運用付帯オプション
Googleビジネスプロフィール運用 / 口コミ依頼の自動生成 / 口コミ返信のAI下書き+人の承認 / 投稿の継続生成。単体では売らず、入口①②に付ける
月 3万

収益商材 ── 願望の延長線上に置く

A
受け皿構築
LP制作 / 第一報 即レスAI(フォーム・LINE・DM) / LINE公式アカウント構築+AI自動応答 / Webチャットボット / 営業時間外の簡易受付(伝言+オーナー通知)
初期 50〜100万
B
運用改善・追客
流入レポート / 毎月の改善提案 / LINEステップ配信 / メール配信 / 見込み客の可視化・スコアリング(誰が今アツいかを見分ける)
月 5〜10万
C
検索側の獲得(SEO + AI検索対策)
SEO対策(内部構造・キーワード設計・順位分析) / ブログ・地域×よくある質問コンテンツのAI継続生成 / AIO・LLMO(ChatGPT等のAI回答に引用される状態をつくる。構造化・事実密度の設計・llms.txt対応)
月 10〜30万
D
広告運用
SNS広告 / リスティング広告の設計・運用。広告費はお客様が媒体へ直接支払うため、仕入れは発生しない
月 10〜20万
AI電話 ── 受けと営業、両方
受け(インバウンド):予約・一次受付の完全自動化。鳴った電話を一件も落とさない。
営業(アウトバウンド):AIテレアポ。2027年に着手予定。1日100件が限界だった架電が、1日600件規模で回せるようになる
2027年〜

※ D(広告運用)は実績が要る領域のため、A〜Cで事例をつくってから着手する。
※ AI電話の「営業(アウトバウンド)」は、ブランド毀損リスクと規制強化リスクがあるため、看板にはせず、メニューとして持つ方針。

利益率の設計 ── ここを絶対に崩さない

A・B・C はすべて Claude Code で内製する。制作を外注しない。SEOを外注しない。人を張らない。

外部に出るのはAPI実費とサーバー代のみ。粗利を下げる要素を、設計段階で全部消してある。

08 一番早く出せるもの

最初に出すのは、これ1つ
第一報 即レスAI 問い合わせ・LINE・DMが来た瞬間に、AIが一次返信する。それだけ。
なぜ効くのか
5分以内
対応が遅れるほど商談化率は落ちる。ここが分かれ目
実装の軽さ
1週間
LINE Messaging APIの無料枠 + Claude API
誰に売るか
既存契約者
そのまま追加提案できる。新規開拓が要らない

重要な設計原則:AIは「回答者」ではなく「受付係」。診断・見積・専門判断はさせない。取得するのは最小限の項目だけ。緊急時は人へ即通知。この線引きが、事故を防ぎ、同時に料金の正当性にもなる。

09 1社あたりの単価が変わる

同じお客様が、月3万から月18〜43万になる
いま
月 3万円
SHORT HACK のみ。成果が出ないと、切られる
収益商材まで入ると
月 18〜43万円
+ 初期 50〜100万円。成果が出るので、続く

そして、解約が減る

「成果が出ない」で切られる前に、次を提案できる状態になるから。収益商材は売上そのものより、SHORT HACK本体を守る装置として効く。

10 誰に売るか構想段階・候補

収益商材を前払い一括で出せる相手に絞る。判断基準は「1件の追加受注で回収できるか」

絞り込みの基準は「顧客の1件あたり粗利」

受注額ではなく粗利で見る。顧客の1件あたり粗利 ÷ 商品価格 = 何件で元が取れるか。ここが1〜3件に収まる業種だけを狙う。

価格の置き方:収益商材は 50〜100万円 で設計する(ゼロセンの基準=収益商材は最低50万、できれば100万)。下の表は中央値の70万円で試算している。実際は値下げ交渉が入る前提なので、この水準を基準線として置く。

業種1件の受注額粗利率1件の粗利収益商材(中央値70万)の回収に必要な追加受注
不動産売買仲介(相続・空き家)手数料 約100万80〜100万1件
外壁・屋根・防水100〜150万30〜40%30〜60万1〜3件
士業(相続)30〜100万60〜80%20〜80万1〜4件
葬儀100〜200万30〜50%30〜100万1〜3件
歯科(自費矯正)80〜120万50〜60%40〜70万1〜2件
パーソナルジム・整体20〜40万10〜25万3〜8件
飲食店客単価 3〜5千円60〜70%1客 2〜3千円数百人

※ 粗利率は一般的な目安。実際の数字は見込み客へのヒアリングで確定させる。

候補3業種(構想段階)

① 不動産売買仲介 ── 相続・空き家に特化

1件で回収できる唯一の業種。検討期間が長く、初動と追客が効く。売主集客は一括査定サイトが競合になるため、相続・空き家という切り口で差をつける。

② 外壁・屋根・防水 ── 地域リフォーム

「リフォーム全般」では広すぎる。この3つに絞ると、単価・質問内容・商圏・受注フローが揃うのでテンプレート化できる。=内製の強みが最大化する。

③ 士業(相続)

粗利率が最も高い。ただし機密性・利益相反・資格者判断があるため、AIには「受付」しかさせない設計が必須。相続に絞る(債務整理・交通事故とは緊急性も競争環境も別物)。

やらないと決めた業種

飲食・美容室・整体などの低単価店舗:50〜80万の前払いが構造的に不可能。
美容医療:医療広告ガイドラインが重く、表現ミスが行政指導に直結する。
太陽光・訪販系:紹介経済の中で信用を削る。
受注枠が埋まっている一人親方:問い合わせを増やしても現場が回らない。

11 どうやって広げるか

一人ずつ探さない。抱えている人に届ける
  1. STEP 1|いま 既存のSHORT HACK契約者に、収益商材を出す「問い合わせ来てますか?」の一言から商談になる。新規開拓ゼロで始められる。
  2. STEP 2|次 既存の代理店ネットワークに、企画を渡す卸値だけでなく、彼らが自分の客に出せる企画をこちらが用意する。
  3. STEP 3|その先 リスト所有者を押さえにいく見込み客を「抱えている人」に企画を持ち込む。1社で数十〜数百件に届く。

リスト所有者マップ ── 誰が見込み客を抱えているか

リスト所有者なぜそこか
Web制作会社・広告代理店HPを作った事業者=集客したい事業者。しかも制作会社は「納品後」の売上を持っていない=競合しない
税理士・司法書士・法人保険社長リストの密度が最高。数字を見ているので「どこの売上が落ちているか」を知っている
不動産協会・宅建協会・FC本部候補①の業種にまとめて届く
建材商社・住設メーカーの代理店会候補②の業種にまとめて届く。1社で数十〜数百軒
商工会議所・法人会・BNI会員リストと、セミナーという「企画の受け皿」を最初から持っている

探し方の近道:既存契約者の共通点を洗い出す。全員が接点を持っている先が、本命のリスト所有者。

渡すのは、商品ではなく企画

相手企画相手の手間
Web制作会社納品後の運用を、制作会社の名前で提供(OEM)紹介だけ。納品はこちら
税理士・士業顧問先向けの「集客診断」を、税理士の名前で無料提供顧問先に渡すだけ
協会・商社会員・卸先向けセミナーを主催してもらう。資料・講師・案内文・当日進行はこちらが持つ会場と声かけだけ
成果物に、相手の名前が乗る。だから「紹介」ではなく「相手のビジネス」になる。

12 入金計画 ── 11月末に300万円

9月・10月で試行錯誤し、11月末までに300万円の入金を作る

取引条件(ここを固定する)

  • 全額前払い。分割・後払い・着手金という形は取らない
  • 契約した月の月末に支払い。翌月からサービス開始。
  • 3ヶ月分をまとめて前払いする場合は、割引を適用する(営業時の裁量)

この条件だと、11月契約分も11月末に入金される。つまり11月いっぱいまで営業できる。

標準プランと単価

初期(A 受け皿構築)
50万円
定価は50〜100万。値下げ交渉を織り込み、下限で試算
月額(B 運用改善)
月10万円
2ヶ月分を前払いで20万円
1社あたり契約時入金
70万円
これが顧客単価。上振れすれば必要件数が減る

入金カレンダー

やること契約社数単価当月末 入金累計
8月商品づくり/既存契約者へヒアリング000
9月1社目を実証価格で受注。事例をつくる135万35万35万
10月事例を持って本格営業270万140万175万
11月リスト所有者経由で拡大270万140万315万

※ 合計5社。うち1社は事例づくりのための実証価格。

感度表 ── 単価と件数でどう変わるか

顧客単価 \ 契約社数4社5社6社7社
50万200万250万300万350万
70万280万350万420万490万
80万320万400万480万560万

※ 月3万のSHORT HACK単体だと、300万に届くには33社が必要。収益商材を用意する理由がここにある。

逆算 ── いつまでに何件の商談が要るか

成約率必要な商談数(5社契約するために)商談を始める時期
50%(既存契約者・紹介)10商談9月
30%(新規・リスト所有者経由)17商談9月上旬
100社を集める事業ではない。20社を深くやる事業。 11月末300万は、20社の入口にすぎない。年間で見れば、20社 × 月20万 = 年4,800万の射程に入る。

※ 収益商材の契約実績はまだゼロ。これは単価×社数の試算であり、実績ではない。

13 当初の構想から、直したこと

最初の設計には弱点があった。もう直してある
弱点何が問題だったかどう直したか
値付けが安すぎたMEOを月15,000円で計画していた。市場相場は月2〜5万円月30,000円に修正
入口が重すぎた「5層すべてやります」は中小企業には買いにくい入口を1本に絞る
カテゴリが存在しない「AIエージェントマーケティング」では誰も検索しない既存の名前で売り、中身をAIにする
ターゲットが決まっていなかった誰に売るかが空白のまま商品を作っていた前払い70万を出せる業種に絞る
外注が混ざりかけたSEOを外部に出す案が出たが、仕入れが粗利を削る全て内製に戻した
直すべきは事業モデルではなく、売り方だった。

14 現在地とこれから

いま、どこまでできているか
集客
商材
SHORT HACK / MEO運用
完成・稼働中。お客様がもういる
完成
収益
商材
A 受け皿構築 / B 運用改善・追客 / C 検索側の獲得
Claude Codeで内製できる。API承認を待たずに作れる
今週から着手
次の
一手
D 広告運用 / AI電話(受け+営業)
広告運用は実績をつくってから。AI電話は受け(インバウンド)から着手し、営業(AIテレアポ)は2027年に
これから
この事業の姿勢 うちのツールだけでは、数字は動きません。
それは、我々自身が一番よく分かっています。
だから、その先を収益商材として用意します。